2005年03月25日(金) 14時45分
ヤミ金融の95社を告発 仙台の弁護士(河北新報)
出資法の上限金利(29.2%)を大幅に超す金利で貸し付けしたとして、仙台弁護士会の弁護士有志が25日、同法違反などの疑いで、東京都などのヤミ金融95業者を宮城県警に告発した。全国一斉告発の一つ。
弁護士によると、業者は2003—05年ごろ、仙台市の50代の無職女性や同県亘理町の30代の会社員女性ら28人に法定金利を上回る金利で融資した。中には上限の714倍の金利で貸し付けを受けた人もいた。
業者の融資話に乗って信用保証金をだまし取られる被害も20件に上り、業者が高金利融資と併せて振り込め詐欺を行っていた実態も判明した。同県の一斉告発は6回目で、今回初めて、ダイレクトメールによる悪質な勧誘を規制する貸金業法の広告規制違反容疑でも告発した。
(河北新報) - 3月25日14時45分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050325-00000010-khk-toh