2005年03月18日(金) 17時45分
県教委:有害ネット情報から子供を守ろう 「モラル・マナー指導教材」作成 /長崎(毎日新聞)
◇県内の全小中高校などに配布
県教委は昨年6月の佐世保市・小6同級生殺害事件を受け、児童・生徒をインターネット上の有害情報などから守るための「情報モラル・マナー指導教材」を作成した。小学校、中学校、高校用の3種類。今月中に県内の全小中高校などに配布し、計画的に活用するよう各学校に働きかける。
教材では電子掲示板やチャットでのトラブル、著作権に絡む不正コピーの問題、ネットショッピングやアダルトサイトに潜む危険性などを事例で紹介。見開き2ページに1事例を取り上げ、左側に教師用資料、右側に児童用の配布資料を配し、授業で使いやすいよう工夫した。また、教師用資料として、ネット上のトラブルへの具体的な対応策なども掲載している。
昨年9月、大学助教授や民間企業代表らで構成する作成委員会が発足。5回の会議を重ねて指導教材を作成した。
3種類ともA4判で、30〜34ページ。県教育センターのホームページからも入手できる。【松本光央】
3月18日朝刊
(毎日新聞) - 3月18日17時45分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050318-00000184-mailo-l42