2005年03月17日(木) 17時50分
架空請求:対策に919万円、相談員3人増員へ−−県が提案 /宮崎(毎日新聞)
急増する「振り込め詐欺」などの架空請求に対し、県は2月定例県議会で、消費生活センター相談員の増員など対策事業(919万円)を提案している。生活・文化課は「架空請求の増加傾向は続いており、被害に遭わないよう注意を呼びかけたい」という。
宮崎、都城、延岡3市の消費生活センター相談員は計8人。これを新年度から11人に増員し、宮崎市のセンターの相談電話は4月1日から土曜も開設する。また、不審なハガキなどが送られてきた場合の対応をまとめた啓発文を県内全戸に配布する。
主な架空請求はハガキに「最終通告」と記載。「電子消費料金」などの請求名目が記載され、連絡先は「法務省認可法人」などとしている。同課によると、センターへの相談件数は01年度から年々増え、03年度は1万4735件と02年度(7671件)より倍増した。04年度も12月末時点で、既に1万4400件を超えている。
センターの相談電話は、宮崎0985・25・0999▽都城0986・24・0999▽延岡0982・31・0999。【中尾祐児】
3月17日朝刊
(毎日新聞) - 3月17日17時50分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050317-00000158-mailo-l45