2005年03月14日(月) 13時08分
ネット交際相手の夫殺害、懲役16年の判決(読売新聞)
インターネットで知り合って交際していた女性の夫を殺害したとして、殺人と死体遺棄などの罪に問われた埼玉県坂戸市西坂戸、ガソリンスタンド店員名取敬師(よしのり)被告(31)の判決公判が14日、札幌地裁であり、半田靖史裁判長は「犯行は自己中心的で短絡的」と懲役16年(求刑・懲役18年)を言い渡した。
判決によると、名取被告は昨年5月31日午後6時50分ごろ、北海道登別市の山林で、札幌市厚別区もみじ台北、無職中沢周策さん(当時30歳)の頭や顔を鉄パイプと金づちで殴って殺害。死体を壮瞥町の山林に遺棄した。
名取被告は昨年5月ごろ、交際を拒絶され、中沢さんからもメールで「妻に近づかないでほしい」などと告げられていた。殺害後、名取被告は中沢さんの携帯から「幸せになってほしい」などというメールを妻に送り、事件を隠ぺいしようとしていた。
(読売新聞) - 3月14日13時8分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050314-00000203-yom-soci