2005年03月14日(月) 18時34分
住民らが立ち退き求め集会 甲賀市のオウム関連施設で(京都新聞)
オウム真理教(アーレフに改称)の信者が集団生活する民家のある滋賀県甲賀市水口町宇田で13日、地元の住民団体「柏貴区環境整備オウム対策委員会」(飯島一郎委員長)が、立ち退きを求める集会を開いた。
委員会は2000年に結成された。同教団による1995年3月の地下鉄サリン事件から10年が経過したのを受け、運動を強化するために初の大規模集会を催した。
地元住民や同教団の関係施設がある湖南市平松の住民団体の役員、県内選出の国会議員ら120人が参加した。飯島委員長は「子どもや孫が安心して暮らせるまちを取り戻すため、決意を新たに行動を起こしたい」とあいさつした。
このあと、信者約10人が生活する民家前で、飯島委員長が立ち退きを求める抗議文を読み上げ、「われわれの古里にオウムはいらない」とシュプレヒコールをした。
(京都新聞) - 3月14日18時34分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050314-00000024-kyt-l25