2005年03月11日(金) 15時33分
ボーダフォンの902SH/802SHに不具合、12万人以上に影響(impress Watch)
写真:インプレス
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ボーダフォンは、シャープ製の902SH/802SHの2機種において、通信機能を使うVアプリを電波の弱いところで利用した場合に、アプリケーションが停止する可能性があることを明らかにした。
今回の事象は、通信機能を利用するVアプリを電波の弱いところで利用した場合、あるいは長時間Vアプリを利用した場合に、アプリが停止するなどの不具合が発生するというもの。不具合の対象となるのは、旧バージョンのソフトウェアを搭載した、2005年1月までに製造された「902SH」と「802SH」。3月25日頃を目途に、ダイレクトメールで対象ユーザーに事象の報告と対処方法が連絡される予定。
同社では、25日以降には全国のボーダフォンショップにおいて、ソフトウェアのバージョンアップの準備が整うとしている。預かり修理になる場合もあるが、店頭持ち込みでその場で修正できる店舗もあるという。
3月9日現在、902SH/802SHの販売台数は計25万5,000台、内訳は902SHが13万9,000台、802SHが11万6,000台となっている。そのうち、旧バージョンのソフトウェアが搭載された端末は半分以上になるとのこと。新バージョンのソフトウェアは、不具合対策のほか、ソフトの安定性も増しているという。なお、今年2月頃、今回の事象と同様のものと見られる事象について、コンテンツプロバイダー数社がアナウンスしていた。
■ URL
お知らせ(PDF形式)
http://www.vodafone.jp/japanese/release/2005/050311.pdf
(津田 啓夢)
2005/03/11 14:44
(impress Watch) - 3月11日15時33分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050311-00000006-imp-sci