2005年03月08日(火) 13時35分
商品表示、半数が違反 静岡で観光土産品の試買検査（中日新聞）
【静岡県】静岡県内で販売される観光土産品に過大包装や表示漏れがないかを調べる試買検査が七日、静岡市黒金町の静岡商工会議所会館であった。検査の結果、景品表示法などに違反する商品が半数あり、土産品の製造・流通関係者らでつくる県観光土産品公正取引協議会（土井達夫会長）は文書で改善を求める。
県職員や商業団体らが菓子や水産加工品など四十四品を検査した。上げ底の入れ物使用や消費者に誤解を与える表記のあった三件が不合格。原材料や保存方法などの情報が未記入だったり一括表示されていなかったりした十九件が条件付き合格と判定された。
違反のあった業者には協議会が違反内容を報告し、改善が見られなければ県や公正取引委員会に報告する。杉雅俊事務局長は「違反率は昨年とほぼ同じで、法律を知らない業者も多い。消費者のために適正な表示を徹底させたい」としている。
（中日新聞） - 3月8日13時35分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050308-00000012-cnc-l22