2005年03月07日(月) 18時42分
ドン・キホーテで抜き打ち消防訓練 連続放火を受け安全管理確認(京都新聞)
京都市南区の量販店ドン・キホーテ京都南インター店で7日、出火場所などが現場の従業員に知らされない抜き打ちの消防訓練が行われた。従業員は、消防署員ふんする逃げ遅れの来客を探し、安全な場所へ誘導した。
春の火災予防運動の一環。抜き打ち訓練は、昨年12月に発生したさいたま市のドン・キホーテ連続放火事件を受けて、南消防署が区内の量販店を対象に、安全管理態勢の確認を兼ねて行った。
訓練は夜間の火災発生を想定。開店直後の午前10時すぎ、「火災が起こりました」という非常通報とともに照明が落とされ、従業員は逃げ遅れがないか、店内を見回った。逃げ遅れた役の男性2人を見つけると、狭い通路に苦労しながらも、非常口へと導いていた。
訓練について南消防署の片桐勝治予防課長は「落ち着いて行動していたが、火災発生を知らせたり、誘導する時の声が小さかった」と注意をうながした。
(京都新聞) - 3月7日18時42分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050307-00000015-kyt-l26