2005年03月05日(土) 02時38分
詐取家電買い取り ネットなどで転売、販売業者を逮捕 利益の一部「北」へ?(産経新聞)
貸金業者を装い、低金利融資の代わりにクレジットカードで買い物をさせる「買い取り屋」が、詐取した家電製品を買い取ったとして、警視庁生活経済課は、盗品等有償譲り受けの疑いで、東京都千代田区外神田の家電販売業「トモテック」の実質的オーナー、李相浩容疑者(41)=東京都中野区中野=を逮捕した。
同社は「買い取り屋」がだまし取った商品を売りさばく「処分屋」。買い取った家電製品をインターネットや秋葉原の電気街で転売し、平成十五年四月から昨年十二月までに約四十六億円を売り上げていたとされる。
生活経済課によると、李容疑者の父親は平成十一年に死亡した在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の幹部で、李容疑者も以前、総連系の金融機関に勤務していたという。同課は李容疑者が「処分屋」のビジネスで稼いだ利益の一部が、北朝鮮側に流れていないかなど金の流れの解明を進める。
(産経新聞) - 3月5日2時38分更新
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