2005年03月03日(木) 19時12分
「米の破壊、広島と同じ」 元大統領の弁護士が会見(共同通信)
フセイン元大統領の弁護団スポークスマンを務めるヨルダン人のジアド・ハサウネ弁護士(55)が3日、甲府市内で記者会見し「アラブの人々は、自衛隊員が健康なうちに早く撤退することを願っている」と訴えた。
山梨県北杜市の市民団体「イラク戦争の実態を伝える会」(久松重光代表)の招きで今月1日に来日した同弁護士は「アメリカはイラクを60年前の広島と同じように破壊している。日本がイラクに自衛隊を送ったことに、アラブの人々は非常に驚いている」と話した。
また、日本各地でイラク派兵違憲訴訟が起こされていることについて「訴訟は新聞やテレビでアラブ世界にも伝わっている。派遣が日本の憲法に違反することは私たちも認識している」と指摘した。
(共同通信) - 3月3日19時12分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050303-00000170-kyodo-soci