2005年03月01日(火) 03時21分
「あさかぜ」最後の雄姿 鉄道ファン1000人殺到(産経新聞)
ダイヤ改正で廃止が決まったブルートレインの元祖「あさかぜ」(東京−下関)の最終列車が28日、JR東京駅を出発した。ホームには見送りの鉄道ファン約1000人が詰め掛けた。
午後7時、「あさかぜ」がゆっくり走り出すと、ファンは「あさかぜ ありがとう」と書かれたプラカードを掲げ、最後尾の車両が見えなくなるまで手を振り、別れを惜しんだ。
「あさかぜ」は昭和31年、東京と九州を結ぶ戦後初の寝台特急としてデビュー。「動くホテル」といわれ、豪華な鉄道旅行の象徴だったが、新幹線や航空機に押され、乗車率が低迷していた。
ブルトレ「さくら」(東京−長崎)も一緒に廃止される。
(産経新聞) - 3月1日3時21分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050301-00000024-san-soci