2005年03月01日(火) 19時00分
差別防止へ行動計画を=歴史総括、「今なお被害」−ハンセン病問題で最終報告(時事通信)
厚生労働省が設置した「ハンセン病問題に関する検証会議」(座長・金平輝子元東京都副知事)は1日、尾辻秀久厚労相に最終報告書を提出した。この中で、患者を強制隔離する法律の廃止が1996年まで遅れた理由を検証し、国の責任などを総括。隔離政策が「差別意識のない差別・偏見」を社会に植え付け、今なお被害が続いているとして、再発防止へ第三者機関を設置、行動計画を策定すべきだと提言した。
(時事通信) - 3月1日19時0分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050301-00000392-jij-soci