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「パチンコ店のさくらをやりませんか。必ずもうかりますよ」。そんな甘言に乗せられて、パチンコをすると大当たり。ところが、それは詐欺被害の始まりだった——。
山形市の主婦(49)が1日、「会社員を名乗る男に536万円をだまし取られた」と山形県警山形署に届け出た。同署は新たな振り込め詐欺の手口とみて調べている。
調べでは、昨年12月、女性の携帯電話に男から電話があり、パチンコ店のさくらに誘われた。店や台、日時を指定され、女性がその通りにすると5000円分もうかった。その日のうちに男から電話があり、「大当たりしていた他の人も、みんなさくらですよ」などと女性を信用させ、会への登録料などを要求した。
さらに、「さくら」になるためには、それまでに入会していた四つのパチンコ攻略クラブから退会する必要があるといわれ、女性は今年2月にかけて計7回、退会代行手続き料や登録料などの名目で現金を振り込んだが、同月末に連絡が取れなくなった。
同署幹部は「はじめの当たりはたまたま。当たらなかったら、男は言い訳したのではないか」と話している。(03/01 21:44)