2005年02月28日(月) 23時44分
ＡＬＳ横浜地裁判決が確定 地検も控訴せず（共同通信）
難病の筋委縮性側索硬化症（ＡＬＳ）で寝たきりの長男を殺害したとして殺人罪に問われた菅野初子被告（６０）に嘱託殺人を適用し懲役３年、執行猶予５年とした横浜地裁判決について、横浜地検は２８日、控訴しないことを決めた。被告側も控訴しないことを決めており、地裁判決が確定する。
北村道夫次席検事は「判決の認定を覆すに足りる新たな証拠を提出することは困難と判断した」とした。
菅野被告は昨年８月、自宅で長男の人工呼吸器の電源を切り窒息死させたとして起訴されたが、横浜地裁は２月１４日、死を懇願していた長男の依頼に応じた嘱託殺人と認定した。
（共同通信） - 2月28日23時44分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050228-00000243-kyodo-soci