2005年02月26日(土) 19時31分
詐欺振込先の通帳購入者を逮捕 改正金融機関本人確認法違反の疑い(京都新聞)
滋賀県高島市の主婦(54)が1月に「おれおれ詐欺」で1900万円をだまし取られた事件で、滋賀県警捜査二課と高島署は26日、主婦が現金を振り込んだ郵便貯金口座の通帳を通帳の開設者から買ったなどとして、盗品等譲り受けや改正金融機関本人確認法違反の疑いで、千葉県野田市木間ケ瀬、無職松嶋一樹容疑者(21)を逮捕した。
県警によると、犯罪に悪用される恐れのある口座の通帳などの売買を禁じる同法が昨年末に施行されて以来、県内での適用は初めて。
調べでは、松嶋容疑者は1月中旬ごろ、野田市内で、譲渡目的で郵便貯金口座を開設した無職佐藤和明容疑者(26)=詐欺容疑で逮捕=から、正当な理由なしに通帳とキャッシュカードを約2万5000円で買った疑い。
調べに対し、松嶋容疑者は「買ったのは間違いない」と容疑を認めているという。
(京都新聞) - 2月26日19時31分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050226-00000021-kyt-l25