2005年02月25日(金) 06時15分
サイバー犯罪2000件超える 5年で急増、警察庁まとめ(共同通信)
昨年1年間に警察が摘発した情報技術(IT)を悪用したサイバー犯罪は前年比13%増の2081件に達し、5年間で2倍以上に増え初めて2000件を超えたことが24日、警察庁のまとめで分かった。
架空のホームページに個人情報を入力させて盗み取る「フィッシング詐欺」は4件の被害を確認。うち1件は盗まれたIDやパスワードが利用されて、数十万円が引き出される被害が出ている。
政府はインターネット上に違法・有害情報が横行しているとして省庁が連携して取り組むため、警察庁や総務省などの担当者で構成する連絡会議の初会合を25日午前に開く。
サイバー犯罪のうち、インターネット・オークションで偽の商品情報を掲載して代金をだまし取るなど、ネットワークを利用した犯罪が1884件と全体の90・5%を占めた。
(共同通信) - 2月25日6時15分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050225-00000012-kyodo-soci