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昨年1年間にインターネットのオークションを利用した詐欺などの事件は前年より44件増の588件に上ったことが24日、警察庁のまとめで分かった。サイバー犯罪は約13%増の約2000件に上り、不正アクセス禁止法が施行された00年以降で最多だった。
オークションを悪用した事件は、代金を振り込んでも品物が届かない詐欺が259件、海賊版DVD販売などの著作権法違反が105件、偽ブランド品販売などの商標法違反が65件、わいせつ物頒布が61件、銃刀法違反が24件だった。
全国の警察が受理したオークションに関する相談は約1万4000件に上る。商品が届かないと苦情を言う落札者に対し、出品者が「仕入れが難航している」と言い逃れようとするケースが増えているという。
サイバー犯罪のうち、他人のIDやパスワードを使うなどの不正アクセス禁止法違反は142件で88人を検挙した。オンラインシステムの不正操作など電磁的記録対象犯罪は55件に上った。(02/25 06:38)