2005年02月23日(水) 22時49分
サイバー攻撃、官邸と内閣府のHP接続不良(読売新聞)
首相官邸と内閣府のホームページ(HP)が22日から23日にかけてサイバー攻撃に遭い、一時的に閲覧しにくい状態になっていたことが、警察庁の調べでわかった。
詳しい攻撃手段や背景は不明だが、同庁では、サーバーコンピューターの処理能力を超える大量の情報を送り込んで一般利用者の閲覧を妨害する「DoS攻撃」とみて、調べを進めている。
同庁によると、22日午後9時50分ごろから約55分間と、23日午後0時20分と同1時5分ごろから各5分間、HP利用者の9割以上が閲覧できない状態になっているのが、同庁サイバーフォースセンターの被害観測システムで確認された。データの発信元は不明。データの改ざんや破壊などの被害はないという。
同様の攻撃は昨年8月、官邸や警察庁、外務、法務両省など政府8機関のHPに対して行われ、HPへの接続が不良となったほか、靖国神社のHPが2001年以降、長期間にわたって断続的に攻撃を受け、昨年1年間で5回ダウンしている。
(読売新聞) - 2月23日22時49分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050223-00000113-yom-soci