2005年02月22日(火) 15時31分
PSPの□ボタンが戻らない問題で無償修理を実施(impress Watch)
写真:インプレス
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株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントは、携帯ゲーム機「PSP」(プレイステーション・ポータブル)の本体ボタンの一部に、ボタンが戻らなくなる不具合を確認。無償修理対応を行なうと発表した。
同社では、今回の不具合の原因について、製造過程の問題によるものと説明している。
PSPの外装キャビネット成型には金属製鋳型を使用しており、樹脂を□ボタンの穴から注入している。そのため、ほかのボタンは金型により穴が成型されるが、□ボタンのみ穴が開いていない状態になる。樹脂が硬化後に□ボタン穴を熱した棒で開けてる工程で、わずかにズレが生じバリが十分に取れていないものが発生。
ボタンを押したときこのバリに引っかかり、ボタンがもとに戻らなくなってしまう不具合が起こる可能性があるという。
なお、この工程を既に見直されており、「2005年以降の出荷分はこの問題は解消されている」としており、この問題で修理依頼があったのは「2004年に出荷した51万台のうちの約0.6%」(同社)としている。
同社では、シリアル番号で不具合のある製品を特定できないため、□ボタンの戻りが悪い製品については無償修理を実施する。パッケージに同梱されていた「リペアリクエスト」に修理に必要な情報を記入した上、パッケージに本体とリペアリクエストを封入し、宅急便などで着払いで発送するよう呼びかけている。
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ソニーEMCS株式会社内 プレイステーションクリニック
(impress Watch) - 2月22日15時31分更新
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