2005年02月19日(土) 17時01分
フィッシング詐欺:大津で対策会議、県警など参加−−HPで情報提供呼びかけ /滋賀(毎日新聞)
大津市浜町の滋賀銀行本店で17日、県金融機関防犯対策協議会が「『フィッシング』対策推進会議」を開き、県内の金融機関関係者と県警生活安全企画課員の約15人が参加した。
フィッシング詐欺は、銀行などからの発信を装ったメールを送り、受信者に偽のホームページにアクセスさせ、そのページでクレジットカード番号などを入力させて個人の金融情報をだまし取る行為=写真。入手した情報を元にした金銭被害が欧米で多発し、日本でも被害が出つつある。
冒頭、県金融機関防犯対策委員代表の杉中明和さん(58)が「欧米では1200億円の被害が出ている。素早い対応で防止に努めたい」と呼びかけた。県警側からは、個人の金融情報は絶対メールなどで聞かないと顧客、社員に知らせることなどを呼びかけた。
県警ホームページでは「フィッシング110番」を設置。「フィッシングをしているホームページを見つけた」「被害にあった」などの情報提供を呼びかけている。県警のホームページは(http://www.pref.shiga.jp/police/)。【深尾昭寛】
2月19日朝刊
(毎日新聞) - 2月19日17時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050219-00000227-mailo-l25