2005年02月18日(金) 19時01分
福永元代表に求刑13年=「病苦被害者食い物」−法の華巨額詐欺・東京地裁(時事通信)
宗教法人「法の華三法行」(破産)の巨額詐欺事件で、詐欺罪に問われた元代表福永法源(本名福永輝義)被告(59)の論告求刑公判が18日、東京地裁(青柳勤裁判長)であり、検察側は「希代の詐欺師」として懲役13年を求刑した。元責任役員前沢あけみ被告(40)には懲役6年を求めた。
弁護側が4月22日に最終弁論を行い、結審する。
検察側は論告で「組織ぐるみで悪質。病苦を抱えた被害者を食い物にした卑劣な犯行で許しがたい」と指摘。福永被告に対し「犯行の首謀者。『天声』などとまやかしを唱え、組織の頂点で露骨な資金集めを命じた。18億円以上の利益を得ており、責任は重大」と指弾した。
(時事通信) - 2月18日19時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050218-00000440-jij-soci