2005年02月18日(金) 18時58分
偽造カード被害で返還請求 預金者「拒否なら提訴も」(共同通信)
偽造のキャッシュカードで預金を引き出されたり、不正に金を借りられたりした関東地方の18人が「被害者に過失はない」として、銀行や郵便局など10金融機関に総額6300万円余りの被害金返還と、約1900万円の債務が存在しないことの確認を18日、一斉に要求した。
被害者の多くはゴルフ場などでカード情報を盗まれたとしており、1人で1000万円以上を引き出された人や、勝手に500万円近くの借金をつくられた人もいる。返還に応じない場合は3月中をめどに集団提訴する方針。
偽造カードによる不正払い戻しは、ゴルフ場などの貴重品ロッカーからカードを持ち出して情報をスキミング(読み取り)する手口などで近年被害が多発。金融機関によっては、預金者側に過失がないことを条件に被害額の返還に応じている。
(共同通信) - 2月18日18時58分更新
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