2005年02月18日(金) 21時46分
振り込めで2300万円被害 長野県の80代男性(共同通信)
長野県内に住む80代の無職男性が、振り込め詐欺で2300万円の被害に遭ったことが18日分かり、松本署が詐欺容疑で捜査を始めた。
調べでは、男性宅に15日、男の声で「女性を乱暴してけがをさせた。お金がたくさんいる」と電話があった。九州地方に住む会社員の孫(26)と思い込んだ男性は、女性の父親、弁護士を名乗る人物からも電話がかかったため、3日間で計2300万円を指定された金融機関に振り込んだ。
この間、男は「まだお金が必要」などと、引き続き振り込みを要求。「大事なことだから」と口止めしたり「誰かから不審に思われたら『お墓代』と答えるように」と告げたりしていたという。
18日に男性がさらに現金を振り込もうとした際、金融機関の職員が不審に思い、孫の連絡先を聞いて確認すると詐欺と分かったため、同署に通報した。
(共同通信) - 2月18日21時46分更新
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