2005年02月18日(金) 05時58分
中古車販売業者に判決 オウムの塗り薬無許可販売(共同通信)
オウム真理教(アーレフに改称)の元東京道場長らによる塗り薬の無許可販売事件で、薬事法違反と詐欺の罪に問われた中古車販売業中野清被告(37)の判決公判が18日、東京地裁(上岡哲生裁判官)で開かれる。
論告で検察側は「薬の輸入など犯行の中心的役割を果たし、観察処分で法の順守が求められる団体に加担した社会的影響も大きい」として懲役4年、罰金200万円を求刑していた。
起訴状などによると、中野被告は2001年5月ごろから塗り薬を中国から輸入して無許可で販売していたが、02年、ヨガを通じて知り合ったアーレフの元東京道場長井上崇被告(36)=分離公判中=から販売を持ち掛けられ承諾。ステロイドが含まれている塗り薬を「天然成分のみ」などと偽って宣伝し、03年2月—04年4月に、全国の約900人に計約2300万円で販売した。
(共同通信) - 2月18日5時58分更新
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