2005年02月17日(木) 10時00分
ドコモ、PHS撤退を検討 4月に新規受け付け終了も(共同通信)
NTTドコモが、不振が続いているPHS(簡易型携帯電話)事業からの撤退を検討していることが17日、分かった。早ければ4月に新規加入の受け付けを終了し、数年間の期間を経て、既存加入者に対するPHSサービスも取りやめる方針。
ドコモのPHSサービスは、携帯電話の普及を背景に契約者が減少。ピーク時の1997年9月末には約212万人だった利用者が、先月末には約137万人に落ち込み、赤字が続いていた。
PHS事業は、電力系のアステルグループの各地域会社で縮小や撤退が相次いでおり、ドコモが撤退すれば、全国でサービスを提供するのは、最大手のウィルコム(旧DDIポケット)だけとなる。
(共同通信) - 2月17日10時0分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050217-00000033-kyodo-bus_all