2005年02月17日(木) 10時44分
<携帯使用中事故>昨年11月後、半減 警察庁まとめ(毎日新聞)
自動車を運転中に携帯電話を手に持って使うことなどを禁じた改正道交法施行(昨年11月)後、携帯電話使用中に起きた交通事故の件数が半減したことが警察庁のまとめで分かった。同庁は「法改正の効果が確実に出ている」と分析している。
運転中に携帯電話を使っていて起きた事故は施行後の昨年11〜12月に217件で、死者4人、負傷者は275人。前年同期の423件、死者6人、負傷者588人から減った。警察が東京、静岡、徳島の3都県95カ所で施行前後の運転中の携帯使用を定点観測したところ、東京で2.9%から0.7%▽静岡で1.8%から0.4%▽徳島で1.9%から0.4%まで減ったという。
携帯電話使用の反則金は大型車7000円、普通車・自動二輪車6000円、原付き5000円。違反点数は1点。期間内に反則金を払わないと刑事責任を問われ、最高5万円の罰金が科される。今年1月までの3カ月間で5万5236件が検挙された。【窪田弘由記】
(毎日新聞) - 2月17日10時44分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050217-00000031-mai-soci