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傘下に多数の「店」を抱えた組織による振り込め詐欺事件で、集団内で箝口(かんこう)令が徹底されていたことが警視庁などの合同捜査本部の調べでわかった。暴力団が関与して暴行も常態化していたとみられ、逮捕された後も報復を恐れ「殺されてもいい覚悟で話します」と悲壮感を漂わせる容疑者もいるという。合同捜査本部は16日、中堅幹部で「JJグループ」のグループ長とされる江花信治容疑者(31)=詐欺容疑で逮捕=ら10人を詐欺容疑で再逮捕、少年(19)1人を共犯容疑で新たに逮捕した。
調べによると、江花容疑者は同グループ傘下で振り込め詐欺を実行していた「店」の「店長」らに「捕まっても店長以上の名前は言うな」と指示。辞めたいと言った社員は、店長から「家に押しかけてめちゃめちゃにするぞ」と脅されていた。脅しの影響か、逮捕者の多くは、特に違法に得た収益の行方については口が重いという。
(02/17 08:32)