2005年02月16日(水) 12時24分
薬事法違反で業務停止 胎盤使った無承認薬製造(共同通信)
製薬会社「メルスモン製薬」(東京)が人間の胎盤を使った無承認の医薬品を製造したとされる問題で、厚生労働省は16日、川口工場(埼玉県川口市)を17日から90日間の業務停止処分にすると発表した。死者が相次いだ抗ウイルス剤「ソリブジン」事件で日本商事(現アズウェル)工場が受けた業務停止105日に次ぐ重い処分。
厚労省は昨年3月の停止指導後も製造を続けたことを重視。メルスモン製薬とこの薬を治療に使っていた医師らの「日本胎盤医療研究会」を、薬事法違反(無承認医薬品製造)の疑いで警察当局に告発する方向でも検討しており、告発に踏み切れば極めて異例の措置となる。
(共同通信) - 2月16日12時24分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050216-00000120-kyodo-soci