2005年02月15日(火) 18時01分
梶山被告らについても控訴=「追徴認めず」で検察側(時事通信)
指定暴力団山口組旧五菱会系のヤミ金融事件で、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益等隠匿)罪などに問われ「ヤミ金の帝王」と呼ばれた梶山進(55)、元グループリーダー奥野博勝(28)両被告について、検察側は15日、計約81億円の追徴金などを認めなかった一審判決を不服として控訴した。
東京地裁は両被告について、懲役と罰金は求刑通りの判決を言い渡したが、「被害回復の妨げになる」として、梶山被告に対する約51億円追徴と170万ドル没収、奥野被告に対する約30億円追徴と約9500万円没収を認めなかった。
元グループ統括者松崎敏和被告(35)も実刑判決だったが、13億2600万円追徴が退けられ、検察、弁護側双方が控訴している。
(時事通信) - 2月15日18時1分更新
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