2005年02月12日(土) 00時00分

昨年１年間の県警への相談件数 過去最多の４万７２９件に （中日新聞）

　県警に寄せられた昨年一年間の相談件数が四万七百二十九件にのぼり、前年の三万八千五百九件より二千二百二十件増えて過去最多を更新したことが、県警のまとめで分かった。

　相談のうち最も多かったのが、携帯電話のメールやはがきなどを利用してうその料金を求めてくる「架空請求」などを含む「振り込め詐欺」について。計一万八千三百六十八件と全体の約４５％を占めた。

　このほか、盗みなど刑法犯についてや、不法投棄など特別法犯、交通関係など、各分野で全体的に増えた。

　時間帯別では、休日に寄せられるケースが、前年より１０％増えた。架空請求のはがきやメールが、週末に送られてくることが多いためとみられる。

　一方、「自己破産手続きを教えてほしい」とか「廃車手続きを教えて」など、警察の業務とは関係ない「他機関所管」の相談は六千二百七十件。前年より二百九十一件減っており、統計を取り始めた二〇〇〇年以降、初めて減少に転じた。弁護士や陸運局など、本来の相談先を紹介して対応した。

http://www.chunichi.co.jp/00/tcg/20050212/lcl_____tcg_____003.shtml