2005年02月12日(土) 00時00分

消防職員“非売品”制服をネットに…５００円で落札（ZAKZAK）

　兵庫県の明石市消防本部の男性職員（３８）が、自分が着用していた制服をインターネットオークションに出品していたことが、１１日までに分かった。制服は５００円で落札され、職員は代金を受領、制服をすでに郵送したという。消防本部は職員を近く処分する方針。

　消防本部によると、男性職員は本部に勤務する主査で、昨年１１月２１日、自宅にあった十数年前の紺色の制服上下を自宅のパソコンからネットオークションに出品。同月２８日に落札された。職員は落札者の連絡先を紛失しており、制服の返還を求めるのは難しいという。

　制服は貸与されたもので、消防本部の被服貸与規定は、古い制服は各個人で処分するよう定め、販売や譲渡を禁じているが、職員は「インターネットでたくさん出品されているのを見て、興味半分でやった」と話しているという。

　同消防本部総務課は「市民に大変申し訳ない。貸与規定の見直しを検討し、再発防止に努めたい」としている。

ZAKZAK 2005/02/12

http://www.zakzak.co.jp/top/2005_02/t2005021220.html