2005年02月11日(金) 19時03分
組合員への謝罪対応に追われる 京丹後 生協職員の名義不正使用で(京都新聞)
京都生協丹後支部(京都府京丹後市)の職員が組合員の名義を不正に使い生協共済の加入契約をしていた問題が発覚して一夜明けた11日、同支部は組合員への謝罪対応に追われたほか、組合員からは説明不足や、口座管理が徹底されていない点に不満や不安の声が上がった。
この日、同支部では職員らが通常通り業務を行うとともに、共同購入の商品配達時に「お詫(わ)びとご報告」と題した文書を組合員らに配布。文書では問題の経過を説明し、共済契約書は本人記入を徹底する▽組合員が生協に登録する口座はアクセスできる職員を制限する−などの再発防止策を示して謝罪した。京都生協(京都市南区)の福田晶昭社会的責任経営推進室渉外・危機管理事務局担当は「共済契約者にははがきで通知するなどし、個人情報保護にも組織全体で徹底したい」と話した。
共同購入を利用する京丹後市大宮町の主婦(51)は「(昨年9月に生協が問題を把握して)何カ月もたっているのに一般組合員への説明がない。口座を勝手に契約に使われたのも怖い」と不満を表し、信頼回復を求めた。
(京都新聞) - 2月11日19時3分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050211-00000029-kyt-l26