2005年02月10日(木) 16時08分
振り込め詐欺のドラマ制作 福井県警、被害防止策で(共同通信)
福井県警は、振り込め詐欺の被害を防止しようと、同県内の被害者の話に基づいて、詐欺の手口を再現したドラマを制作し、10日から580本のビデオを公民館や病院に配り始めた。
県警によると、警察がドラマで振り込め詐欺の防止を呼び掛けるのは、全国初の試みという。
ドラマは、家族が交通事故を起こし妊婦にけがをさせたと思い込まされ、示談金200万円を振り込んだ60代の男性の被害など、3つの事例を計24分で紹介。「相手は銀行閉店の直前に振り込みを要求する電話をかけ、家族の名前もよく調べている」と、県警の解説も付いている。
お年寄りにも身近に感じてもらおうと、登場する俳優はすべて福井弁を使っている。
(共同通信) - 2月10日16時8分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050210-00000128-kyodo-soci