2005年02月09日(水) 21時34分
おれおれ詐欺の「指南役」ら逮捕 滋賀県警、被害総額は5000万円か(京都新聞)
万引きの被害弁済と偽って現金をだまし取ったとして、滋賀県警捜査2課と大津署などは9日までに、詐欺の疑いで、大阪府堺市錦綾町、無職佐久間進容疑者(49)と大阪市住之江区粉浜西、健康食品販売員赤尾喜久江容疑者(48)の2人を逮捕した。
県警によると、昨年9月に摘発した「おれおれ詐欺」グループの主犯格だった立石卓司被告(44)=で公判中=の供述などから2人を割り出した。佐久間容疑者はヤミ金融仲間だった立石被告から詐欺に使う他人名義の口座などを5万円で購入し、昨年5月ごろには立石被告におれおれ詐欺を実演して見せた「指南役」とみて追及している。
調べでは、2人は昨年9月中旬ごろ、大津市の無職の女性(55)方に「娘さんが万引きした骨とう品を落として壊した。代金を振り込んでほしい」と電話し、85万円をだまし取った疑い。
県警によると、2人は昨年2月ごろから同様の手口で、京都や兵庫などの約50人から総額約5000万円をだまし取ったと自供しているといい、裏付けを進める。
(京都新聞) - 2月9日21時34分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050209-00000046-kyt-l25