2005年02月09日(水) 13時09分
本人確認法で3人逮捕 買い取り行為で初(共同通信)
愛知県警と山口県警の合同捜査本部は9日までに、振り込め詐欺に使われる口座を売買したとして、金融機関本人確認法違反(売買)などの容疑で東京都台東区の龍野真悟容疑者(31)を再逮捕、新たに男2人を逮捕した。両県警によると、売買や譲渡を禁じた改正同法の施行後、買い取り行為での摘発は初めてという。
調べでは、男1人が今年1月に開設した銀行口座の通帳2通などを、もう一人の男が約4万5000円で買い取り、さらに龍野容疑者が約6万円で買い取った疑い。
肉親らを装うなどして現金振り込みを要求する犯罪に銀行口座が悪用されることを防止するため、本人確認法が昨年12月に改正され、預貯金通帳やキャッシュカードの売買、譲渡やその勧誘が禁止された。
(共同通信) - 2月9日13時9分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050209-00000100-kyodo-soci