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全国社会保険事務局長会議の配布資料によれば、行政処分の件数は計16件で、同僚の口座から現金を勝手に引き出した青森社会保険事務局の女性職員が懲戒免職。スカート内を隠し撮りしようとして現行犯逮捕された社会保険業務センターの男性職員と、女性の下着を盗もうとした福岡の職員らは停職となり、いずれも依願退職している。
だが、大量処分を出したのは、年金加入者の個人情報をめぐる“のぞき”だった。
江角マキコさんも“のぞき見”被害に 昨年夏、週刊誌などが年金のCMに出演した江角さんや小泉首相、福田康夫前官房長官(68)らの未納・未加入を続けて報道したため、「社保庁から漏洩(ろうえい)したのでは」との疑惑が浮上した。
管理・監督する厚生労働省が社保庁職員の閲覧履歴を調べた結果、東京にある社会保険業務センターや各地の社会保険事務所などの職員約320人が「興味本位で見た」など閲覧を認めた。
同省が先月発表した調査報告書によると、社保庁職員が業者から巨額の監修料を受け取って課ごとにプールしていたり、保険料徴収に使う携帯端末を納入した情報処理会社から、100人の職員(OBも含む)がゴルフ接待やせんべつなどを受けていたという。
腐敗した社保庁に再生を期待するのは、所詮(しょせん)無理?
ZAKZAK 2005/02/09