2005年02月07日(月) 20時42分
UFJカード会員8人がフィッシング詐欺被害150万(読売新聞)
電子メールを利用者に送りつけて暗証番号などを入力させ、個人情報を入手して悪用する「フィッシング詐欺」で、UFJカードは7日、会員33人のクレジットカードが偽造され、うち8人が合計で約150万円をだまし取られた、と発表した。
被害は昨年9月から10月にかけて発生し、ルーマニアやオーストリア、ドイツなどで現金が不正に引き出されていた。身に覚えのない料金請求を受けた会員からの連絡で発覚した。
同社の調べでは、カードを偽造された会員には「懸賞に当選しました」などと、暗証番号などの入力を求める英文のメールが送りつけられていた。カードを偽造されたものの、被害を受けなかった25人については、同社の検知システムで不正利用を未然に防いだという。
UFJカードは、「会員に電子メールを送り、カード番号や暗証番号の入力を求めることはない。不審なメールへの返信や、ホームページへのアクセスはしないで」と呼びかけている。
(読売新聞) - 2月7日20時42分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050207-00000112-yom-soci