2005年02月07日(月) 15時50分
避難所標識下に広告!? ニセの198本無断設置、料金徴収(産経新聞)
東大阪の建設会社社長逮捕
自治体が学校沿いの道路などに設置している「避難所案内標識」の偽物を無許可設置したとして、大阪府警交通捜査課と河内署は七日、道路法違反(占用許可)の疑いで東大阪市瓜生堂、建設会社「東部建設」社長、小塚常治容疑者(68)を逮捕した。同容疑者は偽標識に法人名などを表示するスポンサーを募集、広告料をとっていたという。
調べでは、小塚容疑者は昨年五月から今年一月、堺市新金岡町の府道など四カ所で、道路の管理者の府の許可を得ずに、勝手につくった偽物の避難所案内標識を設置した疑い。「間違いありません」と容疑を認めているという。
小塚容疑者は「大阪防災協会」という架空の団体の代表者を名乗り、府内の医療法人などから病院の広告板の設置費用として年間三万円を徴収。これまでに百九十八本の偽標識を設置しており、実際の避難所と異なる場所を案内板に表示していたケースもあったという。府警で余罪を追及している。
(産経新聞) - 2月7日15時50分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050207-00000034-san-soci