2005年02月04日(金) 20時28分
「フィッシング詐欺」対策に本腰、省庁・業界で協議会(読売新聞)
経済産業省は4日、クレジットカード会社などを装って電子メールを送りつけ、カード番号やパスワードなどを入力させ、個人情報を“釣り上げ”て、悪用する「フィッシング詐欺」の被害防止に向け、警察庁など関係省庁とカード業界などと連携して「フィッシング対策協議会」を3月1日に設立すると発表した。
協議会は、フィッシングの被害に関する情報を集め、専用ホームページで手口などを公開するなどの注意喚起を徹底する。フィッシングメールを防ぐ技術的対応や、現在ある法律や制度でどう取り締まるかなどの法的対応についても検討する方針だ。
今後、フィッシング詐欺による被害が急増する恐れがあり、経産省は「本格化し始めている電子商取引に悪影響を及ぼす前に、先手を打ちたい」としている。
(読売新聞) - 2月4日20時28分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050204-00000212-yom-bus_all