2005年02月03日(木) 12時37分
入所者名が新聞販売店に 矯正施設のスポーツ紙購読(共同通信)
北海道内にある札幌矯正管区の刑務所など13施設で、入所者がスポーツ新聞を購読する際、入所者の氏名や、スポーツ紙を差し入れる形になる関係者の氏名や入所者との関係など、個人情報が新聞販売店に伝わる仕組みになっていることが3日、分かった。
これまでのところ、こうした個人情報が外部に流出したとの報告はない。ただ、法務省矯正局は、個人情報管理の観点から、改善の必要があると判断、全国の矯正施設で同様の実態がないかどうか調査する。
同管区によると、一般紙の場合、入所者の購読希望を施設が取りまとめ、一括して必要部数を販売店に申し込む。しかし、スポーツ紙は、入所者への差し入れしか認められておらず、差し入れ者が購読先である入所者や、その関係などを記入した申請書を販売店に渡す仕組みになっている。
(共同通信) - 2月3日12時37分更新
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