2005年02月03日(木) 20時11分
NHK受信料、不払いへ 病院の貸しテレビ業界団体(共同通信)
全国の病院に貸しテレビを納入している業者でつくる業界団体「テレビシステム運営協会」は3日、東京都内で幹事会を開いた後に記者会見し、NHKの不祥事などを理由に、2月以降の受信料支払いをストップすることを明らかにした。
同協会は年間不払い総額が約40億円に上るとしている。不祥事の影響で、2005年度の受信料収入は04年度に比べ72億円の減収となる見通しだったが、減収額はさらに膨らみそうだ。
協会によると、精神病院などを除いた全国の病院に納入されているテレビ約100万台のほとんどを協会加盟業者が納入。病室ごとに受信契約をする仕組みで、NHKと業者側が約30万件の受信契約を交わしている。
貸しテレビの多くは業者が病室のベッド脇などにテレビを設置し、患者がプリペイドカードを挿入すると一定時間の視聴ができる方式という。
(共同通信) - 2月3日20時11分更新
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