2005年02月03日(木) 10時30分
ヤミ金被害348億円 過去最悪、摘発数も高水準(共同通信)
昨年1年間のヤミ金融事件の被害額が約348億3000万円(前年比8%増)で1996年の統計開始以来、最悪だったことが3日、警察庁のまとめで分かった。摘発件数などは過去最多だった一昨年に次ぐ水準で、警察庁は「依然として被害は多く、警戒が必要」としている。
摘発件数は432件(同22・3%減)、摘発人数は919人(同26・2%減)だった。
被害者数は約27万9000人(同13・2%減)、一人当たりの平均被害額は約12万5千円で、一昨年から2万5千円の増加。警察庁は「被害額の増加は個人相手の少額貸し付けが減り、中小企業などへの長期貸し付けが増えたため」と分析する。
(共同通信) - 2月3日10時30分更新
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