2005年02月02日(水) 17時33分
刑法犯件数は2年連続減 来日外国人の摘発最多(共同通信)
昨年1年間の刑法犯認知件数は、前年比8・1%減の256万2767件で、8年ぶりに減少した前年に続き、2年連続して減ったことが2日、警察庁のまとめで分かった。検挙率は3年連続で上昇し、26・1%まで改善した。
来日外国人犯罪の摘発件数は16・0%増の4万7124件、人数は9・2%増の2万1842人に上り、いずれも統計を取り始めた1980年以降で最多となった。
全体の状況を見ると、認知件数は殺人、強盗など重要犯罪が減少する一方、振り込め詐欺の激増で知能犯罪が32・8%の大幅増。警察庁は「犯罪の増加傾向に歯止めがかかったが、依然として厳しい状況に変わりはない」と分析している。
(共同通信) - 2月2日17時33分更新
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