2005年02月02日(水) 20時15分
販売自粛で初の減収減益 情報流出のジャパネット(共同通信)
通販大手の「ジャパネットたかた」(長崎県佐世保市、高田明社長)は2日、2004年12月期決算(単独)の売上高が前期比6%減の663億900万円、経常利益は同53・3%減の20億9000万円となったことを明らかにした。減収減益は1986年の会社設立以来、初めて。
アテネ五輪の開催で液晶テレビなどの販売は好調だったが「(同社の調べで51万人分の)顧客情報の外部流出で約1カ月半、販売を自粛したことが約150億円の減収要因となった」(高田社長)という。
また、消費税の総額表示に移行した際、競争力を強化するため消費税分を顧客に代わって同社が負担するようになり、利益幅が大きく縮小した。
(共同通信) - 2月2日20時15分更新
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