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愛知県警は2日、ネット上で報酬と引き換えに女性との交際を仲介したとして、横浜市南区榎町1丁目、サイト経営吉岡英紀容疑者(29)を売春防止法違反幇助(ほうじょ)の疑いで逮捕したと発表した。吉岡容疑者が直接運営したり、フランチャイズ方式で運営を任せたりしたサイトは、書き込みをした女性が約11万人、男性登録者が約2000人にのぼり、全国最大規模という。
保安課や中署などの調べでは、吉岡容疑者は昨年11月から今年1月にかけて、愛知県内の専門学校生(17)ら女性5人に対し、出会い系サイト上に「希望は3まいー(3万円)で」などと書き込ませ、利用者との売春行為を仲介する場を提供した疑い。
吉岡容疑者は、自らが直営する6サイトのほか、東京都葛飾区のタクシー運転手(42)らに、フランチャイズ方式で運営を任せる出会い系の152サイトを開設し、利用者を募集していた。
吉岡容疑者が関係していたサイトへの総アクセス数は、03年初めから、延べ約1130万件に上るという。
県警は、吉岡容疑者が、サイト運営者や男性会員からの利用料で約3、4千万円の利益を上げていたとみている。(02/02 12:03)