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2005年01月29日(土) 01時20分

<振り込め詐欺>昨年の被害総額283億円超える 警察庁毎日新聞

 警察庁は28日、昨年1年間の「振り込め詐欺」の被害状況をまとめた。2万194件、被害総額283億7800万円に達し、「おれおれ詐欺」が全体の3分の2を占めた。
 弁護士や警察官役も登場させて金を振り込ませる「おれおれ詐欺」は年間9163件、184億7400万円に及び、被害額は前年の4倍を超えた。身内の交通事故を持ち出して示談金名目でだまし取る手口が6割を占めた。
 実際にはない使用料金などを請求する「架空請求詐欺」は5011件、54億500万円で、インターネットの有料サイト利用料名目の手口が半数だった。保証金を払えば融資するとだます「融資保証金詐欺」は5668件、38億4400万円に上った。
 被害者の分析では、おれおれ詐欺が40〜70代の女性▽架空請求詐欺では30代以下の男性と30〜40代の女性▽融資保証金詐欺は、30〜50代の男性と30〜40代の女性——で被害が目立った。
 振り込め詐欺をめぐっては、不正な口座売買を禁止する改正本人確認法が先月30日施行。また、携帯電話の不正な譲渡を禁じた新法も今国会での成立を目指している。警察庁は今月、全国の警察本部から担当捜査員を首都圏警察に常駐させて捜査に当たらせる異例の態勢で臨んでいる。【窪田弘由記】
(毎日新聞) - 1月29日1時20分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050128-00000106-mai-soci