2005年01月28日(金) 12時39分
無許可で医薬品販売、オウム元信者6人に有罪判決(読売新聞)
無許可で医薬品を販売したとして、薬事法違反の罪に問われたオウム真理教の元信者・奥村道子被告(41)ら6人の判決が28日、東京地裁であった。
服部悟裁判長は「アトピー性皮膚炎などに苦しむ人の心理につけ込み、医薬品の無許可販売を大規模に行った悪質で組織的な犯行」と述べ、奥村被告に懲役1年4月、執行猶予4年(求刑・懲役1年4月)、他の5人については、いずれも執行猶予のついた懲役1年2月—1年(求刑・懲役1年2月—1年)の有罪判決を言い渡した。
判決によると、奥村被告らは2003年2月から2004年4月、ステロイドが含まれる医薬品にもかかわらず、アトピー性皮膚炎の治療薬として、無許可で約900人にクリームやローション(計約2300万円相当)を販売した。
この事件では、教団幹部の野田成人被告(38)(公判中)ら計14人が起訴されており、今回が初めての判決。
(読売新聞) - 1月28日12時39分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050128-00000406-yom-soci