2005年01月28日(金) 23時39分
オウム報道巡る名誉棄損訴訟、日テレなど勝訴(読売新聞)
カザフスタン国籍の女性(30)が、日本テレビや新潮社などに、「オウム真理教の上祐史浩代表が信頼する信者と報道され名誉を傷つけられた」などとして、5000万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決で、東京地裁は28日、請求を棄却した。
綿引万里子裁判長は、「(女性が)上祐代表の秘書だったことなどについて、公安調査庁や警察から裏付けを取っており、上祐代表と親しい信者と信じる相当の理由がある」と述べた。
判決によると、日本テレビは2000年2月、情報番組「ザ・ワイド」で、1999年に広島刑務所を出所した上祐代表と歩く女性の映像を、「女性は上祐代表が最も厚い信頼を置いていた人物で、秘書を務めていた」とするナレーションとともに放送した。
(読売新聞) - 1月28日23時39分更新
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