2005年01月27日(木) 17時35分
振り込め詐欺:専用電話を開設 不審な電話、振り込む前に相談を−−県警 /宮崎(毎日新聞)
全国で増加している「振り込め詐欺」を防ぐため、県警が24時間態勢で相談を受ける専用電話(0985・29・2525)を開設した。県警は「不審な電話を受けても、振り込む前に一度相談してほしい」と呼びかけている。
県警によると、県内の昨年の被害は計103件、総額約1億3000万円に上る(昨年11月現在)。相談も1万1661件(同)と、前年同期比約2・6倍に上っている。
急増に対応するため県警は先月27日、振り込め詐欺の捜査プロジェクトチームを発足。捜査2課や警察署の捜査員計26人が専従で捜査に当たる。
県警によると、最近は警察官や弁護士、保険会社員らを装って交通事故の示談金を要求するケースなどが増加。架空請求詐欺では「債権回収機構」「管財事務局」など、公的機関や実在する回収業者を装ったものが多いという。【佐藤恵二】
1月27日朝刊
(毎日新聞) - 1月27日17時35分更新
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