悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
架空の情報通信料名目で約200万円を詐取したとして、神奈川県警は26日、横浜市瀬谷区南瀬谷1丁目、無職飯田一馬容疑者(32)ら少年を含む11人を詐欺の疑いで逮捕した。県警は同じ手口で全国の約20人から約800万円をだまし取ったとみている。
ほかに逮捕されたのは、18歳から34歳までのコンピュータープログラマーや配管工ら。
調べでは、飯田容疑者らは横浜市瀬谷区に「日本グローバルシステム」の名称で事務所を置き、出会い系サイトを運営。共謀して04年7月、あらかじめ入手した名簿に基づいて、全国約1万2000人に「情報通信未納料請求通知書」と題したはがきを送り、那覇市の男性(78)ら2人に現金計約228万円を指定の口座に振り込ませ、だまし取った疑い。
県警によると、送ったはがきには利用した情報通信の具体名や金額は記しておらず、「連絡がないと裁判となり、差し押さえもあります」などとうそを書いていた。そのはがきを見て、連絡してきた人に振り込みを指示していたという。
県警は、このグループが使っていた約60の口座に累計で約3億円の入金があるのを確認、ほかにも余罪があるとみて調べている。(01/26 11:47)